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手帳・文具エトセトラ

筆ペン8本比較しました

投稿日:2020年7月20日 更新日:

今回は8本の筆ペン(ブラッシュペン)を書き比べてみました。

筆ペンってたくさん種類があってどのペンがいいのか迷いますよね。
それぞれ個性があるので書き比べてご紹介いたします。

使った筆ペンはこちら

●ぺんてる 筆touchサインペン ブルーブラック
寺西化学工業 ラッション プチブラッシュ グレイ
トンボ鉛筆 筆之助 ブラウン
●マービー ルペンフレックス ブラック
セーラー万年筆 四季織マーカー
呉竹 ZIG クリーンカラー リアルブラッシュ 065 MID BROWN
トンボ鉛筆 ABT 947
呉竹 ZIG アート&グラフィック ツイン 071 MID BROWN BROWN

まずは波線を書きました。こうして並べると太さの違いがわかりやすいですね。

文字を書くとこんな感じ。筆記体のレタリングは初心者レベルなのですが、自分の筆圧だったり書き方の癖との相性があるなぁと感じます。
下記でそれぞれもう少し詳しくご紹介します。

ぺんてる 筆touchサインペン

筆ペンらしさを出しつつサインペンに近い感覚で書ける印象。
個人的にぺんてるサインペンの本体のフォルムが好きだったりします。
ペン先は少し硬めですが筆之助のしっかり仕立てより柔らかいです。

寺西化学工業 ラッション プチブラッシュ

ペンの本体はスリムですが、ペン先は割と太め。
繊細なレタリングには不向きで、ぽてっとした文字を書くとかわいい。
本体の細さはルペンと同じくらいで、コンパクトに持ち歩きたい人におすすめ。
カラーのラインナップがおしゃれです。

トンボ鉛筆 筆之助

ペン先が硬めで細い。細くてエレガントなレタリングにも使えます。
初心者でも扱いやすい書き心地です。
小さい範囲にちょこっとおしゃれな筆記体を書きたい時におすすめ。
ペン先の硬さを活かしてある程度安定した細字を書くこともできます。

マービー ルペンフレックス

ペン先は筆之助より柔らかく、筆touchサインペンより硬め。
ペン本体が細身でスタイリッシュなので持ち歩きにおすすめ。

セーラー万年筆 四季織マーカー

使い心地がABTによく似ています。ABTより少し柔らかい印象。
ツインタイプで細芯が極細なので、これ1本で細かい文字も書けるのがGOOD。
ラインナップが大人っぽい渋めの色。
ペン本体のデザインがおしゃれかつコンパクト。

呉竹 ZIG クリーンカラー リアルブラッシュ

今回の8本の中で唯一の毛筆タイプ。ペン先が1本1本の毛になっていて、絵画の筆らしさを楽しめます。慣れが必要ですがとても味わい深い文字が書けます。太めのレタリングを書くのにおすすめ。

トンボ鉛筆 ABT 947

ペン先は少し硬めでコツがつかみやすい印象。
初心者にも扱いやすく、非常にバランスの取れた書き味です。
ツインタイプで細芯は中字程度で細かい文字は不向き。
108色もあるので好みの色がみつかります。

呉竹 ZIG アート&グラフィック ツイン

ペン先が柔らかく、ぐにゃっとしなり、レタリングを書くには慣れが必要。
筆圧の掛け具合を調整すると中~太めの文字が書けます。
ツインタイプで細芯は割と太めで細かい文字を書くには不向き。
インクフローがよく、出だしがたっぷり出るので濃淡の味わいが楽しめます。
コロンとした太めのブロック体がかわいく書ける。

8本使ってレタリング

それぞれの特徴を活かして太字にしたり細字にしたり、
メリハリをつけたり、逆に線幅の変化を少なめにしたり。
個性があって楽しいです。

で、結局どれがいいの?おすすめは?

「おすすめのペンはありますか?」と聞かれることが多いので
こういうシーンにはこの筆ペンが向いている。というのをまとめてみました。

▼レタリングを始めたい初心者なら

 ●トンボ鉛筆 筆之助
 ●トンボ鉛筆 ABT 947
筆圧の力加減がしやすい絶妙なバランスのペン先。
細めの筆之助と中字のABTを揃えるのがおすすめ。

▼細めの文字を書きたいなら

 ●ぺんてる 筆touchサインペン
 ●トンボ鉛筆 筆之助
 ●マービー ルペンフレックス
一番細いのが筆之助。ルペンフレックスと筆touchはよく似ているので見た目で選ぶのもあり。

▼程よい太さの文字を書きたいなら

 ●寺西化学工業 ラッション プチブラッシュ
 ●セーラー万年筆 四季織マーカー
 ●トンボ鉛筆 ABT 947
プチブラッシュは本体がスリムなのに割と太字。
四季織マーカーとABTはよく似ている。四季織マーカーはインク色が渋めの物が多く、細字側のペン先がとても細い。ABTはインク色が108色もあり非常に豊富、細字側のペン先は中字程度。

▼太めの文字を書きたいなら

 ●呉竹 ZIG クリーンカラー リアルブラッシュ
 ●呉竹 ZIG アート&グラフィック ツイン
唯一毛筆なのがリアルブラッシュ。
アート&グラフィックツインはツインペンなので1本で二種類の線が楽しめる。

▼水彩画っぽいイラストを描きたいなら

 ●呉竹 ZIG クリーンカラー リアルブラッシュ
毛筆を活かしてカラーペンに見えない雰囲気が楽しめる。

▼コンパクト持ち歩きたいなら

 ●ぺんてる 筆touchサインペン
 ●トンボ鉛筆 筆之助
 ●マービー ルペンフレックス
 ●寺西化学工業 ラッション プチブラッシュ
ルペンフレックスとプチブラッシュは超スリム。
筆touchは昔ながらのサインペン風の見た目。
筆之助は書き味がかなり優秀。

筆ペン比較いかがでしたか?

色々書き比べて楽しんでみてくださいね♪

動画もご覧いただけます


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