万年筆で書く時に気になる、滲（にじ）み・裏抜け、そして「乾燥時間」
それらの項目を、紙のプロ「山本紙業」が
数種類のニブ・万年筆・インクを用いて
長い時間を費やし筆記テストを行い完成させたのがこの商品です。

老舗紙メーカーの厳正な筆記テストを合格した全部で１８種類の紙を
各５枚ずつ綴じ、天ノリ製本に仕上げた贅沢な見本帳なんですよ。

※一部説明がない紙もございます。

※以下、山本紙業公式サイトより抜粋※

紙目線で筆記テストを行うと、特に影響を受けるのは
「ニブの種類」「インクの成分」です。

1、ニブの種類：同じインクを使ってもペン先から出るインク量によって
「乾燥時間」や「滲み具合」「裏抜け具合」が異なりました。
私たちの筆記テストでは細字・中字・太字、ガラスペン、
カリグラフィー用Dip penなどを用いました。
「細字・中字は問題無いが、太字になると滲みが発生する」という事例は多々ありました。

2、インクの種類：同じペン先を用いてもインクの種類によって
「乾燥時間」や「滲み具合」「裏抜け具合」が異なりました。
「同じメーカーのインクでも青・黒系は問題無いが、赤・ピンク系では滲みが発生する」という事例は多々ありました。

今回選定した18種類はその中でも比較的オールマイティーに使用できる紙です。
薄い紙やラフ肌の紙、半透明の紙や透かし模様入りの紙など
バライティーに富んでいます。
是非この「万年筆推薦見本帳」を用いて、
お手持ちの万年筆とインクに合う紙を探してみて下さい。